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刺草の雑記帳

好きなもののことを書き留めるブログ。刺す草と書いて「いらくさ」。

前々からほしいと思っている、あの本

ゆく年くる年2015「貼り付け機能でプレゼントキャンペーン」

 

年末にこのキャンペーンのことを知って、Amazonのほしい物リストを見返してみた。

そのなかでも特に、「人から貰ったら嬉しいよなあ」と思うもの。

 

名作童謡 西条八十100選

名作童謡 西条八十100選

 

 

 学生時代に何度か図書館で借りた本。八十だけど100選。

平原綾香のデビューシングル「Jupiter」に、カップリング曲として入っていた「蘇州夜曲」。それを聴いたのが、西條八十を知るきっかけだった。童謡「かなりや」、歌謡曲蘇州夜曲」「東京行進曲」などの作詞者であり、「人食いバラ」という少女小説を書いた人であり(田中芳樹の「創竜伝」シリーズでその存在を知り、数年後実際に読んだ。題名はホラーめいているが、ほどよくつっこみどころのあるゆかいな読み物であった)、音読すると不幸が訪れると噂の詩「トミノの地獄」を書いた人である(黙読してみると、確かに音読したくなるようなテンポのよさを感じる。さすが作詞する人の詩)。

ハルキ文庫の「西條八十詩集」は入手して、通学途中によく読んでいたし、今も時々読むのだけれど、「名作童謡 西條八十100選」の童謡にも気に入るものが多かった。しかしなかなかに値段が張るので、買いそびれて今に至る。値段分(CDアルバム一枚よりちょっと高いくらい、だろうか)の価値は確実にある本だけれど。

 

人と話していて「私は西條八十が好きです」と言う機会は、あまりない。話の流れにもよるけれど、たぶんだいたいの人がリアクションに困るだろう。有名だがなにぶん古い。

こうしてブログなどやってはいるが、ネット上で(日常生活でもそんな感じだが)人と交流することに消極的なので、同じ趣味の人と関わろうとすることもまずない。西條八十についても、ファンとしてはかなりライトな層の人間だから、たいして語れるわけでもないし。

だから、こういうちょっとした趣味を告白できるような人にもし出会えたなら、それは私にとってすごく得難い出会いだし、そういう人からこの本を貰ったりしたら、飛び上がるくらい嬉しいんじゃないかと思った。ほしい物リストにあった他の商品に対しては、「貰いたい」よりは「手に入れたい」という思いの方が強い。

 

「ほしいもの」にも「買いたい」「貰いたい」「奪いたい」「作りたい」「なにかの証としたい」など、いくつか種類があると意識する機会を得、西條八十のことも少し書けたので、それだけでもキャンペーンに参加した収穫である。