刺草の雑記帳

好きなもののことを書き留めるブログ。刺す草と書いて「いらくさ」。

今週の植物 5月第5週~赤い実は口のなかではじける~

 

小学生の頃、「赤い実はじけた」という話が国語の教科書に載っていた。

 

赤い実 はじけた

赤い実 はじけた

 

 

内容はうろ覚えだけれど、女の子の初恋を描いた作品で、恋の訪れの衝撃を赤い実がはじけるのにたとえていたように記憶している。

家のグミやジューンベリーの実が熟したのを食べていて、そんな話があったなあと思い出した(作中では赤い実は食べていなかった気もするが)。

グミの実は、表面がぶつぶつしているが透明感があって綺麗な赤色。甘酸っぱく少し渋い。ジューンベリーの実は赤紫色に熟し、形はブルーベリーに似て可愛らしい(種はブルーベリーより少し大きい気がする)。今回はじめて食べたが、すっきりした甘みがあって結構おいしい。

可愛らしい形と鮮やかな色、甘さや酸っぱさ。視覚だけにとどまらず、味覚にも訴えかけてくるのが心憎い。

一度くらいはバラの花束など思い人に贈りたいものだが、かご一杯の赤い実も同じくらい相手の心を動かすのではないだろうか。その人が「赤い実はじけた」の話を知らない人だとしても。赤い実には、花に負けない美しさがあると思う。

私は贈る相手がいないので、誰か試してみてほしい。

 

  • ザクロの花が咲いているのを見かけた。橙色がかった赤の花で、花びらはくしゃっとしている。艶のある明るい緑の葉も綺麗。
  • ヒメヒオウギも開花中。橙色がかったピンクの花が可愛らしい。上に挙げたザクロやナガミヒナゲシなど、橙色そのものよりは、橙色っぽい赤やピンクが好み。
  • 先日芽を出したアーティチョークアサガオに本葉が出てきた。どちらもまだ2枚。アーティチョークの本葉は小さいながらも既にぎざぎざしている。アサガオはだいぶ前に国立歴史民俗博物館でもらってきた変化朝顔(の子孫)で、今年もくるんと丸まった葉を出した。
  • 地植えしてあるミニバラの葉に、赤い実(表面が少しとげとげしている)のようなものができていた。調べてみたが、バラハタマバチが作る虫こぶであるらしい。割と綺麗なのだが、本来できるはずのないところに、気がついたら実(のようなもの)ができているというのは不気味なものだ。
  • 一日か二日見ないうちにサボテンの花が咲き、終わってしまった。花が気に入って買ってきたサボテンだったのだが。さほど手をかけなくてよいのは多肉植物のいいところだが、それが災いすることもある。
  • 稲もだいぶ大きくなってきた今日この頃。青々している。
  • カタバミに花と実が。見かけるとついつい実を触ってしまい、種を辺りに飛び散らせるのに協力してしまう。さほど背丈が大きくなるわけでもないし、なにより実が破裂するのが楽しいから、この植物にはだいぶ甘い。