刺草の雑記帳

好きなもののことを書き留めるブログ。刺す草と書いて「いらくさ」。

記録を残す理由

今週のお題「日記・手帳」

 

小さい頃、身内に日記か何かを見られて嫌な思いをしたので、いまだに文章を書き残す際は不安がつきまとう。

手帳には当たり障りのないことしか書かないし、雑記帳は身内が部屋に入ってきそうなときは目の届かないところに隠す。ノックしてから他人の部屋に入る習慣がほぼない家なので、部屋の外を誰かがうろついているときは落ち着かない。

もっと気兼ねなく書きたいが、それはそれで後々見返すのがつらい代物になりそうな気もする。文章の節度は身内による妨害によって保たれているのかもしれない。

 

そんなわけで手帳に残る情報量は少なめだが、これだけは書き残しておく、というものがある。入手した植物の記録だ。

といってもごく簡単なものである。買った日付と植物の名前。ついでに買った店や値段、ものによっては見た目の特徴なども。

母が買ってくるなどして意図せず増えると、うっかり書き忘れたりもする。

だが、数か月に一度自分の植物を写真に撮っているので(どのくらい成長したか見比べるため)、それを調べればおおまかな入手時期はわかる。

基本的に、集めているものが増えたとき手帳にメモしておく。鉱物もそう。あと、ポケモンに関しては、捕まえたポケモンの種類とニックネーム等メモするためのノートを用意している。

 

どうにもうまく育てられず、枯れていく植物がある。蘭や月下美人は2度は育てたが調子を悪くしてしまったし、何本かあったミニバラも一本も残っていない。

鉱物も、気に入って持ち歩いていると、なくすことがある(最近もひとつ消えた)。

GBAごとサファイアは行方不明になり、後に出たソフトにポケモンを連れてこられなかったし、DSiとブラックにはコーヒーがかかるという災難があった(幸いまだ動くけれど)。

なくなっても私しかわからないのに、私さえもそれが存在したことを忘れていく。それはなんとなく悲しいというか、申し訳ない気がするのだ。だから忘れてしまわないように記録を残す。

 

これからも大切なものは増え、そのうちの何割かはなくなってしまうのだろう。

でも、なくなったものを忘れずにいれば、新しくきたものに一層の愛着を持てるのではないか。ああおまえ何年ぶり何度目の盆栽なんだな、とか、そういやこのニックネームはあのポケモンにも使ったからきみ二代目だね、なんて思える。

今度はもっと長く一緒にいられるといい。